関節炎とは

関節は関節包とよばれる丈夫な袋状の膜で包まれています。連結部分の骨と骨はわずかに離れていますが、関節包の内側にある滑膜や筋肉、靭帯などで、しっかりと結びつけられているので、バラバラになることはありません。

それぞれの骨の先端部分は関節軟骨に覆われ保護されています。また、関節包の内部は滑液で満たされていて、これが潤滑油の役を果たしています。

関節に強い痛みがあるときには、安静が必要ですが、2~3週間も動かさないと、関節の周囲の筋肉がかたくなってきて動きにくくなってきます。強い痛みがひいたらリハビリによって関節を動かす訓練が必要です。

1. 3大関節痛

腰痛→ぎっくり腰、腰椎間板ヘルニアひざ痛→変形性膝関節症肩痛→無理な姿勢、ストレス、更年期障害など


関節炎の原因と種類

1. 関節痛の原因

  1. 加齢化による関節の老化
    関節をつくっている骨の表面は関節軟骨でおおわれていますがその軟骨が老化しすり減ると、加重の衝撃が吸収されなくなります。
  2. スポーツ疾患
    ケガなどの外傷や過激なスポーツによる関節の酷使によっても、関節を支えている靭帯や筋肉の腱、関節を包んでいる関節包にもその衝撃が伝わり、それらが損傷して、関節が痛みます。

2. 関節の痛みの種類

  1. 自発痛→関節を動かさないのに感じる痛み。慢性関節リウマチなどの病気は休んでいても痛い。
  2. 寒冷痛→寒くなり、冷えてくると関節に感じる痛み。
  3. 動動痛→関節を動かした時に出る痛み。
  4. 荷重痛→体重が関節にかかった時に骨どうしがこすれて起こる痛み。膝関節や股関節、足関節など。
  5. 阻血痛→関節の周囲の血流が悪くなって起こる痛み。
  6. 心因痛→関節に疾患や損傷がないのに精神的なストレスによって感じる痛み。

関節におこる障害

  1. 加齢による老化が原因→変形性膝関節症、変形性股関節症、四十肩、五十肩
  2. 関節の炎症→細菌の感染、自己免疫
  3. 打撲・捻挫→転んだり、関節をひねったり強打することで起こる。
  4. スポーツ障害→スポーツで特定の関節を酷使するために起こる。
  5. 骨粗鬆症→骨粗鬆症によって関節の周囲の骨がつぶれるなどの症状によって、関節に障害が出る。

関節痛を予防する

三大関節痛の予防法

三大関節痛は腰痛、ひざ痛、肩痛でしたね。その予防法は日常生活の中での正しい姿勢が基本です。

◇姿勢を正しくする

<良い姿勢とは> 背筋をのばし、腹筋に力を入れる。お知りを引き締める。肩の力を抜いて、あごをやや引く。
<悪い姿勢とは> 猫背で前かがみ。ねこぜになると頭部が体の前方に突き出るので、それを支えるために首の筋肉や関節に余計な負担がかかり、肩がこったり痛くなったりします。

◇適度な運動

年齢と共に筋肉量の減少や筋力が低下します。最も衰えやすい背筋ですが、背筋が衰えると腰痛になりやすくなります。 簡単なストレッチ、ウォーキング、水泳、サイクリングなどの運動は、肥満防止と筋力アップになります。

◇肥満の解消

肥満になると、体重が腰椎の椎間板に加わり、椎間板が損傷しやすくなり、お腹を突き出して歩くので、脊椎に負担がかかります。

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