前立腺肥大症の症状

前立腺肥大の症状は、具体的には次の7つがあげられます。

  1. 排尿後、まだ尿が残っている感じがする(残尿感)
  2. トイレが近い(頻尿)
  3. 尿が途中で途切れる(尿線途絶)
  4. 急に、尿意をもよおし、もれそうで我慢できない(尿意切迫感)
  5. 尿の勢いが弱い(尿勢低下)
  6. おなかに力を入れないと尿が出ない(腹圧排尿)
  7. 夜中に何度もトイレに起きる(夜間頻尿)

1. 前立腺肥大症の予防と治療

1. 前立腺や膀胱を刺激しない

前立腺肥大症の機序自体がまだ詳細に研究されていませんので、予防法も確立されていません。ただ、前立腺および膀胱、尿道への刺激を繰り返していると、症状がでやすいといえます。

そのため、冬に戸外で長時間過ごす、水泳などでからだを冷やす、短時間で大量の水やアルコールを飲む、長時間椅子に座って会陰部を刺激するといった行為をできるだけ避けるようにしたほうが無難です。

鎮痛剤やかぜ薬などのなかには尿閉を招きかねない成分が含まれているのもあるので、薬の服用には十分注意しましょう。

自治体によっては前立腺肥大症の検診を行っているところもあるので、サービスをうまく利用して早期発見に役立てましょう。人間ドックでも検査項目のなかに入れているところが増えています。

2. 病態に合った治療で改善は可能

男性は50歳を超えるころから誰もが前立腺が大きくなり、尿路を圧迫し始め、60~70代では多くの人に前立腺肥大症による排尿障害が起こります。

ただし、早期発見すれば薬によるコントロールも可能です。肥大が多症大きくなっても、保存療法や手術で摘出すれば、排尿障害も改善され、快適な生活を送れるようになります。


2. ノコギリヤシの前立腺肥大への効果

前立腺が尿道を圧迫することで、頻尿や残尿などの排尿障害が起きる症状。高齢の男性に出る症状だと思われている方もいるかもしれませんが、40代~80代の男性の約80%が前立腺肥大症の傾向にあると言われています。

男性ホルモンのテストステロンを、前立腺肥大の原因であるジヒドロステロンに換えてしまう5α-リダクターゼという酵素があります。ノコギリヤシには、この5α-リダクターゼを抑制する効果があるのです。その結果、前立腺肥大の原因となる悪玉ジヒドロステロンが減り、前立腺肥大が予防・改善されます。

ヨーロッパ地方では、実際にノコギリヤシは前立腺の治療薬として利用されています。

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