1. 肌のトラブル紫外線(UVカットとスキンケア)対策

1. 肌のトラブル紫外線対策

5、6月が紫外線のピークと言われていますが、今は年間を通しての紫外線ケアが当たり前になってきています。

オゾン層の破壊による有害紫外線の量が増えており、紫外線を大量に浴びることによって皮膚の張りがなくなり、深くしわが刻まれるような肌老化やシミ、ソバカス、皮膚がんを引き起こす原因も紫外線によって誘発されます。

楽しい夏に、真っ黒に日焼けして思い出がたくさんできてもその時に蓄積された紫外線が原因で大人になってから後悔するなんて悲しい!予防、大切ですね。

1. 物理的刺激

物理的刺激といっても様々で、化粧品を始め、洗剤、衣類、水道水、食べ物、空気中に含まれる有害物質などがあります。

どれもがシミの原因となりますが、具体的に身近なものから例をあげると、メガネのフレームの圧迫によって出来るシミ、フェイスブラシやナイロンタオルなどによる刺激で出来るシミ、あと、マッサージなどもシミを作る大きな原因となります。

2. 具体的に紫外線がもたらす肌への影響

そもそも皮膚は、表皮、真皮、皮下組織の3層に分かれ2番目の層になる真皮層にはコラーゲンとエラスチンという繊維状のたんぱく質組織があります。 これが皮膚の弾力を維持し、皮膚のピチピチとしたハリを持たせているわけです。

ところが、紫外線に長くあたると、この弾力繊維が破壊されます。それを防ぐためにメラノサイトという細胞がメラニン色素を分泌し、皮膚の奥底まで紫外線が入り込まないようにバリアを作ります。

日焼けをして肌が浅黒く見えるのはこのメラニンが原因です。 このメラニン色素は何かと悪者扱いされていますが、実はこうしてお肌を守るガードマン的な役割を果たしているのです。

通常、こうして表皮の中に分泌されたメラニン色素は、細胞の新陳代謝とともに垢となって剥がれていきます。

ただし、新陳代謝能力や皮膚のパワーの衰えたお肌は、いったん表皮の中に出来たメラニン色素が、いつまでたっても剥がれずに残ってしまいます。 これがまさにシミ(色素沈着)なのです。


紫外線予防対策

日焼け止めの新基準

■紫外線の種類と肌への影響

私たちが日常生活で浴びる紫外線には、UVA(A波)とUVB(B波)の2種類があります。紫外線のほとんどを占めるのがUVAです。浴びてもすぐに肌に急激な変化は起こさないものの、肌の奥の真皮層まで到達し、ハリや弾力を生むコラーゲンを劣化させます。

UVAは、シワやたるみの原因になるのに加えて、メラニン色素の合成を増やすことによってシミを目立たせるといわれています。

UVBは波長が短く上空の雲やオゾン層にガードされるため、地上に届く量は全紫外線量の5~10%程度です。

しかしエネルギーが強く、肌を真っ赤に炎症させたり(サンバーン)、水膨れの原因になったりします。肌の奥の真皮まで届くことはほとんどありませんが、肌表面の細胞を傷つけ、シミやソバカスの原因になります。

■日焼け止めの「SPF」「PA」の効果とは

日焼け止めのパッケージには、「SPF」「PA」の数値が表示されています。数値が大きいほど効果があるような気はするけれど、では、それぞれが何を意味するのか知っていますか?

SPF(Sun Protection Factor)は、UVBの防止効果を表し、1~50の数値で表示されます。数値が高いほど防止効果も高く、50以上の場合は「SPF50+」と表示されます。

UVBは日傘や帽子でもある程度は防ぐことができますが、長時間屋外にいる場合などは、やはり数値の高い日焼け止めを塗っておくと安心ですね。

PA(Protection Grade of UVA)は、その名のとおり、UVAのガード効果を表します。UVAは雲やガラスを通り抜けてしまうので、曇りの日や部屋の中、車の中などでも油断できません。

知らず知らずの“うっかり焼け”を防ぐためにも、外出しない日でも日焼け止めの習慣をつけておきたいですね。

1. 紫外線予防対策

UV-Aは太陽が最も高くなる5月に最も多くなります。しかしながら、最も少ない冬の時期においても、UV-Aは2分の1にしかならず、年間を通して紫外線対策をする必要があるようです。また、UV-Bはオゾン量が最も減る8月頃に最も多くなります。

紫外線を予防するには、もちろん紫外線に当たらないことが一番です。しかし、生活をする上で、全ての紫外線を避けることは不可能といえるでしょう。食事やサプリメント等でビタミンCを摂取し、紫外線に当たった後の対策をすると同時に、日焼け止め化粧品や日傘、帽子等を活用して根本的に肌に紫外線が当たらないようにする対策をとることが大切でです。

2. 日焼け止め化粧品

日焼け止め化粧品には、UV-Aを吸収してしまうA波吸収剤のt-ブチルメトキシジベンゾイルメタンやB波吸収剤のメトキシケイヒ酸オクチル等を使ったものがあります。

これは、紫外線のエネルギーを吸収して熱に化学変化させて放出するものです。また、酸化亜鉛や酸化チタンといった金属の微粒子化合物の粉末を肌に塗ることによって紫外線を肌の上で散乱・反射させるタイプもあります。

また、その他に日焼け止め化粧品の耐水性や皮脂対策、乾燥やつっぱり感などの使用感の向上を計るためにスキンケア成分や美白成分などが使われています。

日焼け止めは、これらの特性を単独でもしくは組み合わせて紫外線をカットし、肌を紫外線から守っているのです。

いよいよ近づく夏!夏と言えば、太陽の季節。日差しをいっぱいに浴びて、身もココロも開放的に。そこで欠かせないアイテムが日焼け止めです。

いろいろな種類が発売されてるけど、「PA」「SPF」の意味は何?乾燥肌にはどれがいいの?皆さんが抱いている、そんな日焼け止めへの疑問にお応えします!

紫外線のしくみ

日焼け止めの前に、まずは紫外線の知識を学ぶところから始めましょう。紫外線は、紫外線A波、紫外線 B波、そして紫外線C波の3種類に分けることができます。

①紫外線A波(UVA)

紫外線A波は、肌の奥深い部分である「真皮」まで届き、その内部に活性酸素を作りだします。すると、DNAを傷つけたり、コラーゲンやエラスチンも破壊し、シワやたるみなどの肌老化を招き、皮膚を黒くしてしまいます。

窓ガラスや雲も突き抜けてしまうため、曇りの日や室内にいる時でも注意が必要です。

②紫外線B波(UVB)

紫外線B波は、肌表面が赤くなる炎症を引き起こす紫外線です。肌表面に発生した活性酸素は、紫外線を浴びなくても過剰なメラニン色素(メラノサイト)をつくります。

メラニン色素は、やがて色素沈着となり シミやソバカスの原因に。別名「レジャー紫外線」とも言われています。

③紫外線C波(UVC)

B波より有害な紫外線です。通常は、オゾン層によって吸収され地上まで届くことがなかったのですが、近年のオゾン層破壊により、地上まで届いてしまうことが心配されています。

この3つの紫外線の中でも、特にA波とB波を防ぐのが日焼け止めです。そして、これらの紫外線をカッ トする目安を表したものが、よく私たちが目にしている「PA」と「SPF」です。

「PA」って何?

「PA」は「Protection Grade of UVA」の略で、UVAを防ぐ効果の目安です。++++(極めて高い効果がある)、+++(非常に効果がある)、++(かなり効果がある)、+(効果がある)の4段階があり、+の多さがUVAに対する効果の高さ(肌が黒くなりにくい)を示します。

紫外線B波は10月?2月にガクっと減るのに比べ、A波は一年を通し安定して降り注いでいます。シワやたるみが気になる方で、室内の窓際にいる方や外に出ることが多い方は、冬もしっかりUVケアをするようにしてください。

「SPF」って何?

「SPF」は「Sun Protection Factor」の略で、UVBを防ぐ効果の目安を表します。上限は50で、数字が高いほど UVBを防止する力があるということになります。

SPFの数値単位は、1単位=20?25分です。つまり、SPF1は日焼けするのを何も付けない状態より20?25分遅らせるという意味です。これがSPF10になれば、20×10で200分になり、3時間?4時間は日焼け止め効果があるということです。

紫外線が肌に当たり出してから日焼けしてしまう(= 紅斑といって赤い斑点が出て炎症を起こしている状態)まで、人によって個人差がありますが、だいたい15分?20分と言われています。肌が赤くなることやシミ・ソバカスを防ぎたいのであれば、SPFが高いものを選ぶことをオススメします。

PAとSPFが高いものを選べばいいわけじゃない!その理由は?

普通は、PAとSPFの数値が大きければ大きいほど効果が高い!とカン違いしがちです。しかし、実は効果が高いものほど、肌に負担が大きくなってしまうというデメリットがあります。

肌への負担が大きくなるおそれも

たとえば「専用クレンジングで洗い流してください」という注意書きがあるように、SPFの数値は大きければ大きいほど、メイクと同じくらい肌への負担をかけます。

また、汗をかいて流れてしまえばその効果はなくなるので、SPF が大きいものを一回つけるよりも、SPFが小さいものをこまめに塗り直す方が効果的です。

乾燥肌の方は特に注意が必要

乾燥肌の場合、日焼け止めに入っている成分がより一層乾燥を進めてしまうことがあるので注意です。紫外線は肌の乾燥を招くので、対策は非常に重要ですが、乾燥肌を悪化させてしまっては元も子もありません。

そこで、日焼け止めの肌への影響が気になる方には、紫外線吸収剤不使用のノンケミカルタイプをおすすめします。無添加かつ石鹸で落とせるタイプであればなお良いでしょう。

日焼け止めを塗ると乾燥が気になるという方は、保湿機能のあるものを選びましょう。最近ではお肌への影響を抑えつつUVカット効果の高いものや、保湿も同時に行えるものも増えてきています。

事前の保湿ケアも重要に

また、意外と見落としがちなのが事前の保湿ケア。まず基礎化粧品で保湿をしたあと、5分以上空けてから日焼け止めを塗ることをオススメします。基礎化粧品が肌にしっかりと馴染み、日焼け止めを塗っても乾燥が気にならなくなります。

日常生活に必要なPAとSPFの値は?

肌への負担も考えると、日常使いや家の中での仕事が多い方、あまり外に出ない方は、「PA++」「SPF15?25」のものを選ぶとよいでしょう。外に出ることや歩くことの多い方(外回りの営業、ウォーキング・ジョギングなど)は「PA+++」「SPF30」のものをオススメします。

オフィスワークが中心の方なら、PA++、SPF15?25もあれば十分です。紫外線は屋内にもガラスを通して入ってきますから、外に出ないからといって日焼け止めを付けずにいると、日焼けしてしまうのでご注意を。

外に出ることの多い営業の方や、子どもと一緒に遊ぶお母さんは、PA+++、SPF30ぐらいのものを選んでください。値が最も大きいPA++++、SPF50以上は、海水浴などレジャー向きといえます。

もう悩まない!適切な日焼け止めの量と塗布回数

日焼け止めで悩むのが使用量ですよね。適切な量としては、500円玉大が目安です。まず顔から首にかけてまんべんなく塗り、その後日焼けしやすい額や頬の高い部分、鼻などに重ねづけします。

当たり前ですが、汗をかくと落ちてしまうので、2、3時間ごとに塗り直すようにしましょう。

また、日焼け止めは必ず単体で使用することが重要です。ファンデーションに混ぜたり、化粧下地に混ぜたりしては本来の効果を得ることができません。別々に塗るようにしてください。

もうすぐ紫外線がピークになる時期がやってきます。一度の日焼けで後悔しないためにも、日焼け止めの正しい知識と使用方法を学び、しっかりと対策をしてお出かけください。楽しい季節はもう、すぐそこです!

文:編集部ライター K.I

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