大豆イソフラボンの効果効能~大豆イソフラボンとは

1. 大豆イソフラボンとは

大豆イソフラボンとは、大豆、特に大豆胚芽に多く含まれる複数の化学物質の総称です。 大豆イソフラボンは、女性ホルモン(エストロゲン)と化学構造が似ていることから、植物性エストロゲンとも呼ばれます。

イソフラボンは、大豆が芽を出す部分(胚芽)に含まれる成分で、赤ワインで知られているポリフェノールの一種です。 大豆に一番多く含まれているので、イソフラボンといえば、通常、大豆イソフラボンのことを指しています。

女性ホルモンの一つである”エストロゲン”と、よく似た構造をしていて、エストロゲンと同じような効果、効能があります。

このためイソフラボンは、”植物女性ホルモン(ファイトエストロゲン)”とも呼ばれ、特に女性に多い、病気の改善に効果があります。

大豆イソフラボンの含有濃度は、品種や栽培環境により変動しますが、普通は乾燥した子実の0.2~0.3%程度です。大豆の子実中の大豆イソフラボンは、その多くが糖が結合した化学物質(ダイジン、ゲニスチンなど。これらを総称して大豆イソフラボン配糖体と言います)として存在しています。


2. 大豆イソフラボンの効果~更年期障害の緩和

大豆イソフラボンは女性ホルモンであるエストロゲンに似た働きをしますので、これを摂取すれば、更年期障害の諸症状を緩和することができます。

体のほてり、発汗、頭痛などの更年期障害の体調不良は、通常45~55歳頃にかけて、閉経に伴う身体の変化によって起こるものです。 これは卵巣の働きが低下することで、エストロゲンの分泌が急減し、ホルモンバランスが崩れるために起こります。

エストロゲン(女性ホルモン)は、30代になると減少が始まり、更年期になると、減少量が非常に多くなり、更年期障害の原因になっています。更年期障害では、突然のどうきや発汗、イライラ感、頭痛など、いろいろな症状が起こります。

イソフラボンは、豆腐や納豆などの大豆食品に多いので、毎日欠かさず食事に取り入れたり、サプリメントで補給すると効果があります。1日あたりの摂取量の目安は約50mgで、これは納豆なら1パック、豆腐なら半丁が目安になります。

なお、イソフラボンは、エストロゲンが不足したときに、それを補う効果だけでなく、エストロゲンが過剰に分泌されたときに、余分なエストロゲンと結合して、働きを抑える効果もあります。


3. 大豆イソフラボンの効果~骨粗しょう症の予防

女性ホルモンであるエストロゲンは、体内のカルシウムをコントロールする物質の一つで、カルシウムが骨から過剰に溶け出すのを防ぐとともに、骨の形成を促進する働きもあります。

同じ働きをする大豆イソフラボンは、特に女性ホルモン分泌が減少して、骨粗しょう症になりやすくなる更年期の女性に有効です。

大豆イソフラボンには、骨からカルシウムが溶け出すのを、抑える効果があります。
骨の主な成分であるカルシウムが減少すると、骨がもろくなって骨粗しょう症の原因になります。 特に女性の場合、閉経以降は、この傾向が強くなるので、イソフラボンの摂取は、効果が期待できます。

イソフラボンは、特定保健用食品(トクホ)でも、骨粗しょう症対策の食品として、認められています。


4. コレステロールを減らし動脈硬化を予防

イソフラボンは、血液のコレステロールを減らして、動脈硬化を予防する効果もあります。動脈硬化に関わるコレステロールには、善玉コレステロール(HDL)と、悪玉コレステロール(LDL)があります。

HDLは、”善玉”と呼ばれるように、血管にこびりついたコレステロールや、余分なコレステロールを集めて、血管をきれいに掃除する効果があります。一方LDLは、適量であれば問題ないのですが、増えすぎると血管の内壁にこびりついて、血管の柔軟性を奪うため、動脈硬化の原因になります。

つまりイソフラボンは、この悪玉コレステロール(LDL)を減らす効果によって、動脈硬化を予防しているのです。もちろん予防だけでなく、症状を改善する効果もあるので、最近、食べ過ぎやメタボが気になる人には、おすすめのサプリメントです。


5. ガンの予防

大豆イソフラボンの臨床研究では、ガンを予防する効果効能が注目されています。

イソフラボンは、以前から様々な臨床研究が行われ、WHO(世界保健機関)でも、イソフラボンの摂取量が多いと、ガンになる割合が低いことが、確かめられています。ガンの中でも、男性では前立腺ガン、女性では乳ガンを予防する効果が高くなっています。

1. 男性の場合

大豆イソフラボンは、エストロゲン(女性ホルモン)と同じような効果があり、これが男性の場合も有効に働いて、前立腺ガンを予防することがわかっています。

前立腺ガンは、男性ホルモンが過剰に分泌されたときに発病することが多く、イソフラボンの効果によって、男性ホルモンが調整されると考えられています。

実際、イソフラボンが多く含まれる大豆食品を、よく食べる男性(数万人)を、10年以上、追跡調査した結果が報告されています。

それによると、前立腺ガンの発症率が、一般の人に比べ約50%も低くなっています。 また、前立腺ガンだけでなく、胃ガンの発症率や死亡率も、同じように半減しています。

2. 女性の場合

大豆イソフラボンの効果によって、乳ガンの発症率が約1/2~1/3に減ったという報告があります。これは、厚生労働省が約10年ほどかけて行った、追跡調査によって、明らかにされた結果です。

乳ガンは、何らかの原因でエストロゲンの分泌が過剰になったときに、発症するケースが多くなっています。

イソフラボンは、エストロゲンが減少したときは、それを補う効果があり、その逆にエストロゲンが過剰になったときは、エストロゲンの働きを抑える効果があります。

このように、イソフラボンは、エストロゲンの量を上手く調整してくれる、たのもしいサプリメントなのです。

また、天然の成分なので、副作用やアレルギーの心配も、ほとんどありません。 (大豆アレルギーの人や医薬品を服用している場合は、副作用が起こることもあります。)

3. 摂取期間

更年期障害、骨粗しょう症、動脈硬化、ガンなどの予防、改善を目的とする場合は、継続して摂取することで、効果が高まります。

大豆イソフラボン摂取の注意点と副作用

1. 摂り過ぎは体によくないのか

(1) 天然由来の食品成分はいくら食べても大丈夫、という考え方は正しくありません。 例えば、セレンは不足すると心筋障害、発育不全や老化、消化器の病気など欠乏症が起きます。 しかし、過剰摂取すると爪の変形や脱毛、胃腸障害、下痢、神経障害など過剰症が起きることが知られています。 このように、天然の食品成分であっても、摂り過ぎると健康を害する可能性があります。

(2) 大豆イソフラボンは、主にエストロゲン受容体を介してヒトの健康に有益な効果があると想定されていますが、同じエストロゲン受容体を介する作用が有害性側に働く可能性も指摘されています。


2. 子供や妊婦に大豆イソフラボンを食べさせても大丈夫か

食品安全委員会は、「大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価の基本的な考え方」の中で、子供や妊婦に対する安全性について以下のように述べています。

(1) 「日本においては、これまで、大豆イソフラボンを含む多種多様な大豆食品が日常的に摂取され、日本人は一般的な大豆食品の食経験を有している。 言い換えると、大豆食品に含まれる大豆イソフラボンについても食経験を有しているといえる。これら大豆食品の摂取に関し、安全性について特別の問題が提起されたことはない。」

(2) 「妊婦及び胎児においては、動物実験において有害作用が報告されていること、大豆イソフラボンのトポイソメラーゼ阻害作用を鑑みると、特定保健用食品として日常的な食生活に上乗せして摂取することは、推奨できない」

(3) 「乳幼児及び小児については、その生殖機能が未発達であることを考慮すると、特定保健用食品として日常的な食生活に上乗せして摂取することは、推奨できない」


3. 摂取量について

1. 1日の摂取量

1日あたりの摂取量の目安は、イソフラボンの種類によって、以下のようになっています。

1)イソフラボン・アグリコン 体内に吸収されやすいタイプで、サプリメントで使用されることが多いです。1日あたりの摂取量の上限は70~75mgです。 これは、厚生労働省による数値で、これを守れば副作用の心配はありません。

なお、特定保健用食品(トクホ)の場合は、通常の食事からの摂取量も考慮して、イソフラボン・アグリコンに換算して、1日あたり30mgが上限になっています。

2)イソフラボン・グリコシド 食品に多く含まれるタイプで、1日あたりの適量は約50mgです。
上記の1)のイソフラボン・アグリコンより、吸収率が低いので、これより少し多く摂っても、副作用の心配はありません。
食品から摂るなら、1日あたり納豆で約55g(1パック)、豆腐で約100g(半丁)になります。

2. 効果が期待でき、安心できる摂取量

  1. サプリメント(イソフラボン・アグリコン)で、70~75mg・・・上限
  2. 食品(イソフラボン・グリコシド)で、約50mg・・・適量
  3. 特定保健用食品で、30mg・・・上限

4. イソフラボンの副作用

豆腐や納豆、きな粉などの大豆食品から、大豆イソフラボンを摂取する場合は、副作用やアレルギーの心配は、ほとんどありません。

ただ、サプリメントでイソフラボンを摂るときや、病気の治療のために薬を服用しているときに併用すると、薬の効果を弱めるなどの副作用が起こることもあるので、必ず医師に相談しましょう。

大豆イソフラボンの商品一覧

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