最新ニュース案内板

高血圧死の危険 40代男性突出

「厚生労働省研究班 18万人調査 高血圧の40代男性が死亡する危険性は、正常な血圧の人の3.4倍に上ることが、厚生労働省研究班の初めての解析でわかった。高齢男性では1.5倍前後なのに比べて貼るかに高く「高血圧は中年ほど要注意」という傾向が出た。

対象は40~90歳の男性約6万5千人、女性約11万人で、過去最大規模の調査。70~90年代に血圧などが健康状態をみて、男性約1万人、女性約8千人が死亡。血圧と死亡の関係を調べた。

その結果、収縮期血圧120未満/拡張期血圧80未満と正常な人に比べ、160以上/100以上の高血圧の人たちが死亡するリスクは男性が40代で3.4倍、50代で2.2倍、60代で1.8倍、70代で1.6倍80台で1.3倍だった。女性は40代で1.4倍、50代で1.9倍、60代で2.1倍、70代で1.5倍、80代で1.2倍。

男性では若い世代ほど危険性が高くなる傾向が際だった。これらの人がもし正常血圧であれば、全体の死亡者は男性で23%、女性で18%減る計算になるという。

高血圧は塩分の多い食事や肥満、飲酒、ストレスが招きやすく、働く世代の生活習慣と関係が深い。「若い世代ほど血圧の異常を放置しないでほしい」といっています。

2008年7月5日 朝日新聞の記事による

ページのトップへ

高コレステロールの診断基準が改定された

「悪玉」LDL値で診断

心筋梗塞(こうそく)などを引き起こすとされる高コレステロールの診断基準が改定された診療指針作成委員長を務めた帝京大教授(内科)寺本民生さんは「日本人には、善玉のHDLが高いために総コレステロール値が高い人もいるので、総コレステロールではなく、LDLで判断した方が合理的」と改定の理由を説明する。

ポイントは、従来の指標だった総コレステロール値を診断基準から外し、「悪玉コレステロール」とも呼ばれるLDLコレステロール値で診断することにした点だ。

HDLが低い場合も心筋梗塞につながるため、これまでの名称の「高脂血症」に代わり、「脂質異常症」と呼ぶことになった。

従来の総コレステロールの基準値(220以上)には、「日本より数倍も心筋梗塞が多い米国の基準値(240以上)より、なぜ厳しい数値なのか」など、疑問視する専門家も少なくなかった。 新基準から総コレステロール値を外すことで、こうした批判をかわす効用もある。

2007年6月8日 読売新聞の記事による

ページのトップへ

禁煙、50代からでも効果 肺がん死亡率43~64%減

50代でたばこをやめれば吸い続けるより43~64%も肺がん死亡率が減少、60代でも19~57%減る。

こんな推計結果を厚生労働省の研究班(主任研究者=祖父江友孝・国立がんセンターがん情報・統計部長)がまとめた。研究班は「禁煙は早い方がいいが、遅くても効果がある。あきらめて吸い続けるのは最悪の選択肢」と言っている。

研究班は、国内で83年から03年に実施された三つの10万人規模の疫学調査のデータから、18~22歳の時に喫煙を始めた喫煙者・禁煙者と、非喫煙者の男性計11万2人(調査時40~79歳)分を分析。平均追跡期間は8.5年で968人が肺がんで死亡していた。

喫煙者と非喫煙者は年代別に、禁煙者についてはさらに禁煙時の年代別にも分けて肺がんの死亡率を計算して比べた。その結果、50代で禁煙した人は吸い続けた人に比べ、60代で43%、70代で56%、80代で64%も肺がん死亡率が減る計算になった。

60代で禁煙した場合もそれぞれ19%、40%、57%減った。 肺がん死亡率は、禁煙後の年数が増えるほど減る。喫煙者のリスクは非喫煙者の4.71倍。これが禁煙後10~15年で半分程度に減り、非喫煙者と同じレベルに近づくには15年以上必要だった。

2007年05月09日 朝日新聞の記事による

ページのトップへ

健康食品にがん促進作用 キリン子会社に販売停止要請

厚生労働省は13日、がん予防に効果があるとされるきのこの一種アガリクスを使用した健康食品に動物実験でがんの発生を促進する作用が認められたとして、販売元のキリンウェルフーズ(本社・東京)に自主回収と販売停止を要請した。

同省は、食品安全委員会に対し、この製品について食品衛生法に基づいて販売を暫定的に禁止するべきかどうか諮問し、消費者に摂取を控えるよう呼びかけている。

発がんを促す作用が確認されたのは、「キリン細胞壁破砕アガリクス顆粒(かりゅう)」。キリンウェルフーズによると、中国産アガリクスを乾燥させ、日本の工場で加工。02年7月の販売開始から5万6000箱が出荷された。同社は顆粒タイプ以外の3製品を含めて販売を中止した。

同社はキリンビールの100%子会社。 厚労省によると、アガリクスについては学術雑誌などに肝障害との関係を指摘する論文が掲載されている。このため、販売量の多いキリンウェルフーズの製品など3社3製品をサンプルに選び、国立医薬品食品衛生研究所が03年からネズミを使用した動物実験を実施。キリンウェルフーズの製品について、それ自体に発がん性はないものの、ほかの発がん物質の作用を促進する作用を確認した。

ほかの2社2製品についてはこれまでの試験で問題はなかった。このため食品としてのアガリクスそのものについて現段階で販売を禁止する必要性はないとしている。

2006年02月13日 朝日新聞の記事による

ページのトップへ

大豆イソフラボン、妊婦さん取り過ぎ注意

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)やがんの予防効果があるなどとして人気のある食品成分「大豆イソフラボン」について、食品安全委員会の専門調査会は31日、過剰摂取に注意を促す報告書案をまとめた。

ホルモンのバランスを崩す恐れがあるとして、通常の食生活に加え特定保健用食品などで1日に追加的にとる安全な上限量を30ミリグラムとした。特に、妊婦や乳幼児に対しては「追加摂取は推奨できない」としている。

専門調査会は、02年の国民栄養調査などから、大豆イソフラボンの摂取量は、国民の95%が70ミリグラム以下であり、健康被害が出ていないことなどから安全な摂取量の上限を1日70~75ミリグラムとした。

さらに通常の食生活をしている女性を対象に、イソフラボンの錠剤などを飲んでもらい内分泌系への影響をみた調査から、男女ともに1日30ミリグラムを追加で取れる上限値とした。

30ミリグラム以上含まれている健康食品のドリンク剤や錠剤もあることから、これらを取る際の注意にもなっている。ただ妊婦や胎児、乳幼児などに対しては、「追加摂取する場合の安全性は科学的に判断できない」とし、通常の食事以外からの摂取は勧めないとした。

財団法人日本健康・栄養食品協会は1月12日に、調査会が根拠としたデータへの疑問があるとして「適正なサプリメントの活用を阻害し、好ましくない影響を与える可能性がある」との意見書を安全委に出している。

2006年02月01日 朝日新聞の記事による

ページのトップへ

コエンザイムQ10「含有量を誇大広告」公取委が健康食品販売会社に警告

老化防止などに効果があるとしているコエンザイムQ10入りのサプリメント(栄養補助食品)の販売をめぐり、Q10の含有量を誇大広告したとして、公正取引委員会は12日、健康食品販売会社のネイチャーラボ(東京都渋谷区)に景品表示法違反(優良誤認)の恐れがあると警告した。

公取委によると、同社は商品の容器にQ10の含有量を記載した際、「3粒中主要成分コエンザイムQ10 300ミリグラム」などと表示したが、公取委が成分を調べたところ18ミリグラムだったという。

同社は05年3月までの5カ月間で、90粒入りの2種類の商品(4410円)を販売。約2億7500万円の売り上げがあったという。

Q10は体内の酵素の働きを助けるとされ、サプリメントや化粧品の原料に使われている。一昨年ごろから、人気が沸騰。品薄状態になり、含有量を誇大広告して販売する業者が相次ぎ、公取委は昨年、表示の約2割しかQ10が入っていない商品を販売した健康食品販売会社2社を同法違反の疑いで注意している。

「2006年01月12日 朝日新聞の記事による

ページのトップへ

植物性タンパク質をよく食べる人は血圧が低い傾向にある

そんな結果が日本、英国、中国、米国の国際共同研究ででた。これまでも、たんぱく質の摂取量が多いと血圧が低いという研究はあったが、特に植物性タンパク質が重要なようだ。米専門誌に掲載された。研究チームは4ヵ国の40~59歳の4680人に、4日間の食事内容(サブけメントを含む)を記録してもらって、血圧を計8回測った。尿検査も実施した。

地域や、年齢、性別、身長、体重、尿中のナトリウム・カリウムの量、飲酒量の影響を除く手法で分析したところ、植物性タンパク質をよく食ベるグループ(日本人では1日平均41・8㌘〕は、あまり食べないグループ(同30・6㌘)に比べて収縮期の血圧(上の血圧)が1・11㍉Hg低く、拡張期の血圧(下の血圧)が0・71㍉Hg低かった。動物性タンパク質については、統計上の明確な差はなかった。

今回の調査では、日本人(1145人)は、総カロリーの7・1%が植物性タンパク質だった。主に豆類、野菜、果物、穀類から摂取される。

日本国内の分をとりまとめた上島弘嗣・滋賀医大教授(公衆衛生学)は「脂肪分も多い肉料理ではなく、植物性タンパク質が豊富な食事は高血圧の予防にも重要といえる結果だ。ただ、なぜそうなるのか仕組みは分かっておらず、研究を進める必要がある」という。

2006年1月 朝日新聞の記事による

ページのトップへ

ページのトップへ