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夏場の尿酸値上昇に注意 水分補給、正しい食生活を

ビールのおいしい季節がやってきた

食生活を色濃く反映し、痛風などの原因となる血中の尿酸は、発汗などで体内の水分が奪われることでも濃度が上昇する、暑さに向かうこの時期は、体調管理にいっそう気を配りたい

1. プリン体摂取抑制

尿酸とは細胞内にある遺伝子の構成成分であるプリン体が代謝され、最終的に残った物質。血液1デシリットル当たりの尿酸が7ミリグラムを超えれば高尿酸血症とし、30~40代の男性に多い

尿酸値が高いと尿酸結晶が関節などにたまって激痛を伴う炎症を起こす痛風が発症する

近年、痛風が急増傾向にあるという。「昭和30年代までは2千人に満たなかった痛風患者は平成16年には87万3千人。現在は100万人といわれます

高尿酸血症はその10倍が見込まれ、成人男性の4・5人に1人の割合。若年化も進み、20代で起こることも珍しくない」

2. メタボへの入り口

「高尿酸血症は高血圧症、動脈硬化、脳血管障害、狭心症や心筋梗塞などのリスクを増加させ、高脂血症や糖尿病の併発も多く、メタボリックシンドロームの入り口になっている可能性があります」尿酸を作り出すプリン体は、ほぼ全ての食品に含まれる

3. 肥満対策が重要だ

「痛風や高尿酸血症の場合、食べていけないという食品はありません

腹八分の適量をバランス良く食べることが第一です」。「朝食が取りにくいならヨーグルト一つでもかまいません。まず規則正しく食事する習慣をつけましょう

4. 夏場の尿酸値上昇に注意

尿酸値が最も上がりやすい季節という項目には約75%が知らないとし、夏と正答したのは約15%だった。「真夏のように発汗せず、のどの渇きを覚えない今の季節は脱水傾向になって尿酸値が高まります

その一方、尿酸の排出を抑制するアルコールや糖分の高い炭酸飲料などの摂取が増え、発症の割合が最も高い」と警鐘を鳴らす

[ 出典 ]2013.5.24 MSN産経ニュース記事の抜粋による

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玄米食の勧め 高脂肪食への誘惑低下作用を解明 琉球大研究

長寿県沖縄の平均寿命が最近、急激に落ちている

長寿県沖縄の平均寿命が最近、急激に落ちている。背景にはある食材を取らなくなったことが関係しているようだ。

琉球大大学院の益崎裕章教授はそれを沖縄の伝統食の玄米と指摘する。益崎教授は玄米には脂肪を取り過ぎないようにする特別な機能があるとの研究を発表

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)予防の観点からも日常に玄米食を取り入れることを呼び掛けている

1. 食の欧米化

沖縄県は、2月に発表された都道府県別平均寿命のデータ(5年ごとに公表)で7回連続1位だった女性は3位に、前回25位だった男性は30位にそれぞれ下がった

「沖縄クライシス」と呼ばれるこの急落について、益崎教授は「戦後、米国に統治された沖縄には脂肪が多いファストフードがいち早く登場した。それを子供の頃から習慣的に食べていた世代の多くが今、肥満になり、糖尿病の悪化や心筋梗塞などによって命を落としている」と分析する

「食の欧米化」による影響で、統計によると、65歳未満で死亡する割合は平成17年、沖縄県の男性が全国で1位となっている

一方、沖縄には100歳を超える「百寿」と呼ばれる高齢者が多数健在でその人たちの主食は玄米だった。だが、若者や中高年は玄米をあまり食べず、高脂肪食を好む傾向になっていた

2. 普及が鍵

教授は玄米に着目し、玄米を取ると高脂肪食を欲しくなくなるとの結果をマウスの実験で突き止めた。研究には日本学術振興会特別研究員の小塚智沙代さんらが参加

餌として、高脂肪食(脂質45%、炭水化物35%、タンパク質20%)と通常食(同10%、同70%、同20%)の2種類を選ばせると、95%のマウスは高脂肪食を好んで食べ、肥満になった

これに対し、餌の一部に玄米を加えたところ、マウスは高脂肪食を敬遠し、通常食を選択する割合が増え、肥満が軽減

この研究は昨年12月の米糖尿病学会誌に掲載され、世界的に注目された。

慢性的な高脂肪食の習慣は食欲をコントロールする脳の視床下部にストレスをかけ、もっと高脂肪食を食べたくなるよう指令する。ところが、玄米の胚芽部分に含まれるγ(ガンマ)オリザノールという成分が視床下部へのストレスを防ぎ、高脂肪食を欲しなくなり、体重減につながることが判明

高脂肪食が減ることによって、「血糖値が下がり、腸からの脂肪吸収を抑える」メカニズムが働き、肥満を防ぎ、メタボや糖尿病への効果も期待できる。ただ、高脂肪食への欲求は麻薬にも似ており、頭で分かっていても減らすのは難しいという

3. 工夫次第で玄米はおいしく

玄米の魅力について、東京都墨田区の主婦、大川千尋さんは「主人は白米ですが、私はずっと玄米。

かむほどに甘みが出る、肌にも便秘にもいいようです」と話す。しかし、玄米を取り入れているのは少数派だろう

[ 出典 ]2013.4.9 MSN産経ニュース記事の抜粋による

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血管を若々しく 野菜・魚の摂取と運動を

新小山市民病院(栃木県)の院長・島田和幸さんによると、野生動物は老化で血管が硬くなっても血管の内側はきれいで、病的な動脈硬化は起きない。食べ過ぎも運動不足もないからだ。人も食事や運動に気を配れば、命にかかわるような血管の病気は予防できる。

島田さんは、食事で最も注意すべき点はカロリーと塩分だという。
肥満も塩分も高血圧の原因になる。血管に常に高い圧力がかかっていると内皮が傷つき、動脈硬化の進行を促進する。カリウムには余分な塩分を排出する作用があるので、カリウムを多く含む野菜やキノコ、果物、豆、海藻などはおすすめだ。

東京都あきる野市の開業内科医の池谷敏郎さんは「血管内皮に最悪なのはたばこ。禁煙すれば数週間で血管の状態は改善する。逆に血管内皮に一番いいのはEPA(エイコサペンタエン酸)と言う。EPAは、魚の油に多く含まれる脂質成分。善玉コレステロールを増やして血栓をできにくくしたり、血圧を下げたりする。

運動は、ウオーキングやジョギング、水泳などの有酸素運動が効果的だ。増加する血流が血管を刺激して血管内皮機能が活性化される。短距離走などの無酸素運動は血圧が上がり、心臓や血管への負担が大きい。

島田さんは、血管に脂肪がたまりにくい、基礎代謝の高い体を作ることも大切だとして、簡単な筋肉トレーニングを提案している。

[ 出典 ](2013年5月26日 読売新聞)ヨミドクター記事の抜粋による

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カリウム摂取量が多いほど血圧が低く、脳卒中リスクも低い

カリウム摂取量が多い成人ほど収縮期および拡張期血圧が有意に低く、脳卒中リスクも低いことが、システマティックレビューとメタ解析で示された。WHOは90mmol/日以上のカリウム摂取を推奨した。

各国で推奨されているカリウム摂取量は、70~120mmol/日だが、国民の平均摂取量がこれらの目安量を上回っている国は少ない。カリウム摂取が健康に与える利益について調べたこれまでの研究では一貫した結果が得られていなかったため、WHOはシステマティックレビューとメタ解析を行った。

成人を対象とする研究では、22件のRCT(登録患者数1606人)と、11件のコホート研究(12万7038人)が条件を満たした。コホート研究では、ベースラインのカリウム摂取量に基づいて人々を層別化し、主要なアウトカムについて比較していた。

血圧について分析が可能だった21件のRCTを対象にメタ解析を実施。介入群では収縮期血圧は3.49mmHg(95%信頼区間1.82-5.15)低く、拡張期血圧は1.96mmHg(0.86-3.06)低かった。サブグループ解析を行ったところ、高血圧患者のみで有意な利益が見られた。高血圧患者の収縮期血圧は対照群より5.32mmHg(3.43-7.20)低く、拡張期血圧も3.10mmHg(1.66-4.53)低かった。

収縮期と拡張期の血圧は、カリウム摂取量が90~120mmol/日だった人々で最も大きな低下を示したが、カリウム摂取量と降圧レベルの間に用量反応関係は見られなかった。

カリウム高摂取は、腎機能、血中脂質量、カテコールアミン濃度に悪影響を及ぼしていなかった。

成人のカリウム摂取量が増えると、高血圧患者の血圧が下がることを示す、中等度から高度のエビデンスが示された。血中脂質量、カテコールアミン濃度、腎機能に有害な影響は見られないことを示すエビデンスの質も高かった。また、カリウムをより多く摂取すると脳卒中リスクは24%低下していたが、この結果はコホート研究に由来し、GRADEランキングによるエビデンスの質は低かった。小児に関するエビデンスの質は成人に比べて低かった。

WHOは、今回の分析で、利益の多くはカリウム摂取が90mmol/日以上の人々に認められたことから、2012年に発表した、カリウム摂取に関する初のガイドラインで90mmol/日以上の摂取を推奨した。

日経メディカル オンライン記事の抜粋による

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マルチビタミン常用は癌の罹患リスクをわずかに下げる

男性医師約1万5000人を11年追跡した二重盲検無作為化試験の結果

マルチビタミンを長期間常用すると、癌の罹患リスクが8%低下することが、米国の男性医師を対象とした大規模な二重盲検無作為化試験で分かった。JAMA誌電子版に2012年10月17日に報告した。

数あるサプリメントの中で最も広く利用されているものがマルチビタミンだ。米国の成人の少なくとも3分の1はマルチビタミンを使用している。これまでにも、マルチビタミンの使用とあらゆる癌や特定の癌の罹患率、死亡率の関係を調べた観察研究はあったが、一貫した結果は得られていなかった。

マルチビタミンに関する二重盲検無作為化試験の対象になったのは、50歳以上の男性医師1万4641人(平均年齢64.3歳、平均BMI 26.0、現在喫煙者は3.6%)。1312人(9.0%)は癌の既往を持っていた。

7317人がマルチビタミン、7324人が偽薬に割り付けられ、1997年から2011年6月1日まで追跡された。主要転帰評価指標は、皮膚癌(メラノーマ以外)を除くあらゆる癌の罹患とし、2次評価指標は前立腺癌、大腸癌、その他の部位特異的癌の罹患に設定した。

 

日経メディカル オンライン記事の抜粋による

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チェストベリーで月経前症候群(PMS)もさわやかに

多くの女性が悩まされている月経前症候群(PMS)の症状を楽にするハーブ「チェストベリー」を紹介します。

PMSは、排卵から月経が始まるまでの、通常7~14日間の黄体期に起きる、再発性の周期的な身体・行動症状群と定義されています。

黄体期には、プロゲステロンが欠乏したり、エストロゲン対プロゲステロン比が異常に高くなることがあります。これが、様々な症状を引き起こすのです。

身体症状では、頭痛や肩凝り、吐き気、めまい、下腹部の痛み、過食、むくみ、動悸、腰痛、肌荒れ、胸の張りなどが起こります。さらに、精神症状として、イライラする、ゆううつになる、集中力がなくなる、眠くなる、不安、疲労感、怒りっぽくなる──といった症状が現れます。

チェストベリーは、地中海沿岸部や中央アジアに自生する、クマツヅラ科のチェストツリー(学名Vitex agnus-castus、和名セイヨウニンジンボク)の果実。修道女のコショウ(Monk's pepper)とも呼ばれ、PMSのほか月経不順や周期的な乳房痛、子宮不正出血、不妊症など、主に月経周期に関連したさまざまな症状の緩和に用いられてきました。

ただし、ホルモン分泌調整作用を持つと考えられているため、乳癌の既往があったり、乳癌発症リスクが高い人は使用を避けましょう。

薬剤との相互作用も報告されています。ドパミン作動薬、ドパミン拮抗薬、経口避妊薬、エストロゲン製剤を使用している場合は、相互作用に注意が必要です。

チェストベリーのサプリメントには錠剤やカプセル剤もありますが、チンキ剤の利用がお勧めです。

使用量は製品によって違いますが、1回15~30滴をそのまま、あるいは水などに垂らして摂取するのが一般的です(使用方法は製品の記載をご確認ください)。少々スパイシーな香りと、ぴりっとした刺激があります。

摂取し始めると比較的早く症状が改善されますが、やめると効果がなくなるため、2~3カ月ほどは続けるといいでしょう。

日経メディカル オンライン記事の抜粋による

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骨粗鬆症予防にミカン 黄色い色素が骨を増やす

ミカンをよく食べると骨粗鬆症(こつそしょうしょう)を予防できるらしいことが、果樹研究所の杉浦実主任研究員らの研究でわかった。ミカンを黄色くする色素であるβクリプトキサンチンが、骨を増やしたり、減少を抑えたりしていると考えられる。
20日付米科学誌プロスワンで発表した。

女性が閉経してホルモンのバランスが変わると、骨粗鬆症にかかりやすくなる。

一方、杉浦さんらが温州ミカンの産地の一つ、浜松市の三ケ日町地域で行ってきた研究で、ミカンを多く食べる女性は患者が少ない傾向もわかっていた。

そこで、この地域の閉経後の女性212人で、βクリプトキサンチンの血中濃度と骨粗鬆症の関連を調べたところ、ミカンを毎日4個食べることに相当する血中濃度の人は、ミカンを食べない日がある人よりも、骨粗鬆症にかかるリスクが92%低いことがわかった。

 果物などに含まれる色素の骨粗鬆症予防効果が明らかになったのは世界で初めてという。

2012年12月22日(土) 朝日新聞記事の抜粋による

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