以上のような症状が週2回以上のペースで一ヶ月以上続くわけですね。 つらくてつらくてしょうがない。昼間ボンヤリしてミスは多いし困ったというように、社会生活または職業的機能が妨げられるもの。と、こんなふうに学会では不眠症を定義しております。
これはわかりますね。イライラしてたり心配事があると眠れませんよね。
これには時差ぼけがあります。ほかにも、学生が夏休み中に夜ふかし朝寝坊の習慣がついてしまってなかなか元に戻らない場合がありますね。それと夜勤が長い場合。
アトピー性皮膚炎の痒みでかゆくてかゆくて眠れない。リウマチで関節が痛くって眠れやしない。あるいは、喘息発作で呼吸が苦しくて眠れない。このように多くの病気が不眠を引き起こしますよね。
コーヒー、紅茶などに含まれているカフェインのとり過ぎ。不適切な飲酒。周囲の騒音がひどくて眠れないなど様々な原因がありますね。
私たちはここに挙げたような多くの原因で眠れなくなります。でも、その多くは一時的な原因によって起こるもので、原因が取り除かれればまた自然に眠れるようになります。こういう不眠は治療の必要がないことが多いですね。しかし、不眠が一ヶ月以上続く場合は治療が必要です。